近年地下水・人里はなれた山々も、汚染されてきたようです。
大気汚染は、都市部で発生して、海から山へと流れて行きます。
それが雨や雪となり人里はなれた山々に降り積もります。
土壌が汚染されると、何年後、何十年後には、地下水に影響が出てきます。
もう影響が、懸念されている所もあるようです。
河川・近海の汚染も深刻です。
農地の農薬散布・ゴルフ場などの除草剤などの散布
有害物質の不法投棄・工場などの汚染廃水・家庭が生み出す生活廃水・牧畜などの
動物の糞尿の影響など、あげるときりがありません。
外国の都市の一部では、人間の糞尿も河川汚染の影響の一部であると指摘される方もいます。
世界中で一番人口の多いのは、我々人間です。
公害を生み出すのも我々人間の責任なのかも知れません。
穀物(玄米・雑穀も含む)・海藻類・野菜(根菜も含む)豆類を毎食バランス良く食べる事が、
バランス良く栄養を取る事に繋がります。
塩素などは植物の栄養を壊したり、有効菌も殺してしまったりする事があると指摘されている方もいます。
栄養素や必要な菌を壊さないためにも、浄水される事が得策だと思います。
人にとって健康に良い水とは、軟水である事、溶解力が強い物
・マイナスイオンを含んだ物・浸透スピードが速いものです。
古くから、水は生命の源とも言われ、生命を宿す生物の大部分が
水で構成されています。
日々の生活を良きお水で営む事は、料理・炊飯に限らず、
命を宿す者として重要な選択であると思います。
良き水を無意識のうちに身体が求めるものと思います。
どれだけこだわった野菜や食材を集めてきても、
良きお水を選ばなければ、その恵みを最大限に引き出し、
利用する事は出来ないものと思っています。
私たちの体は、約70%が水で占められ体内の水は生命を維持するために重要な働きをしています。
血液に含まれる水は、あらゆる栄養素を細胞の一つ一つに運んだり、
そこでの不要物を外に排泄するなどの働きをしています。
私たちの体内の水分・・・・・・・・・・・・・・・体全体 約65%〜約80%
私たちが一日で排出する水分量・・・・・・体全体 約2.2〜2.8g
私たちが一日に必要な水分量・・・・・・・・体全体 約2.2〜2.8g
一日に排出した約2.5gが私たちが一日で必要な水分量です。私たちは体内で
約0.3g、食品から約0.8gの水分が採れますが、約1.4gは飲料として補給しなければいけません。
体内の各水分%
肝臓・・・・・・・・・約80% 骨・・・・・・・・・・約20%
血液中の血漿・・・・・・・・・・約90% リンパ液・・・・・・・・・・約99%
水分の排出
私たちは、一日尿や汗、呼吸などで約2.5gの水分を排出しています。
尿や汗として・・・・・・・・・・約2.0〜2.3g 呼吸や消化液としての排出・・・・・・・・・・約0.2〜0.5g
水道水には、塩素が含まれています。
より早く、より多くの水を処理するために急速濾過方式が採用されていますが、
工場廃水、生活排水などの原因により原水の汚れが目立ち、より多くの薬品を使用し、
水を浄化しなければいけないのが現状です。
その代表的な薬品は塩素です。
近年、都市部を中心に原水が汚染されているために従来なら配水する前に
一度だけ塩素を注入すれば良かったのに対して、
それだけでは、水道法の基準値を満たす水道水が供給できなくなってきたために、
前塩素、後塩素という二段構えで塩素を注入する方法がとられています。
多くの塩素を使用して不純物の除去や殺菌を行う事で安全な水道水を手に入れる事は出来ますが、
使用される塩素や、使用された塩素によって出きる、トリハロメタンによる弊害が問題となっています。
前塩素
原水を浄水場に取り入れた後、
原水に含まれるアンモニア性窒素、鉄、マンガンなどの除去を目的に注入。
後塩素
浄水場から配水される前に殺菌(滅菌・消毒)を目的に注入。
水道水には、コレラ・チフス・赤痢といった
消化器系の伝染病の予防を目的として塩素濃度が法律で定められています。
蛇口のところで0.1mg/l 以上
塩素のメリット
低コストである。 殺菌効果が高い。
塩素のデメリット
植物に含まれるビタミン類を破壊する。
肌を荒らし、シミ・ソバカス・小じわの原因になる。
体内では、有用な微生物 ビフィズス菌・酵母菌などを殺してしまう。
水中で多くのトリハロメタンを作る。
トリハロメタン
クロロホルム・ブロモジクロロメタン・ジブロモクロロメタン・ブロホルムの四っの物質の総称で、
塩素と水中の様ざまな汚れ(有機質)とが結びついて生まれます。
トリハロメタンの特性
発癌性・催奇形性・中枢機能低下・肝臓毒性・腎臓毒性が認められています。
水道管の中でも増え続け、温度が高いほど多く作られるため夏場の方が濃度が、高くなります。